次男のこと 発達障害

服薬で日常が劇変!ビバンセの効果とこれから

こんにちは。小学生と中学生の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは発達障害の息子たちについてつづっていきたいと思います。

ADHDの次男、効果的な薬に出合えてからの変化

副作用の心配をよそに、驚くほどスムーズに進んだ服薬スタート

3年生の6月からビバンセ服用を開始した次男。
服用初日は、薬を飲んで1時間半ほど経ったころから落ち着きがなくなり、ソワソワした様子が目立ちました。あいにくその日は漢字検定の当日。試験後に「なんだかソワソワしていたけど大丈夫だった?」と聞いてみると、「人が多くて緊張したから」とのこと。

▶ビバンセ服用開始するまでの話はこちらの記事をチェック

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こんにちは。小学生と中学生の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは発達障害の息子たちについてつづっていきたいと思います。 長男とは違った問題を抱えている次男 ...

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確かに会場は混雑していて、外部検定に慣れていない次男には緊張するシチュエーションでした。薬のせいだけではなく、緊張からくる焦りもあったのかもしれません

心配していたビバンセの二大副作用「食欲不振」と「不眠」。特に昼食が食べられるか心配でしたが、試験が終わった解放感からか、むしろいつも以上に食欲旺盛!食事面の心配はひとまず免れたようでした。

午後は家で穏やかに過ごし、夕飯もしっかり食べ、夜もスムーズに入眠。心配された初夜は静かに過ぎていきました。

翌日、連絡帳に「ビバンセの服用を始めたこと」「ソワソワや頭痛、食欲不振などの初期症状が出る可能性があること」を書き添えて送り出しました。
すると夕方、担任の先生からとても丁寧な報告が。「授業にしっかり集中できていました」「給食も配膳分を完食しています」とのこと。学校での様子を聞いて胸をなでおろしました。

帰宅後も嫌がることなくスムーズに宿題を終わらせ、スイミングの送迎バスへ。
バスを待つ短い時間、次男とこんなやり取りがありました。近々ある昇級テストで体を水平にするフォームがうまくできない、と悩んでいた次男。少し考えたあと、ハッとした顔で言いました。

あ、そうだ!前に先生から「おへそを見るといいよ」って教えてもらったの思い出した!それを試してみる!
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今まではアドバイスを受けても聞き流してしまったり、その場で思い出して活用したりすることができなかった次男。過去の教えを自分で引き出し、作戦を立てる姿に心底驚かされました。
さらに帰宅後、ポツリと言った一言がとても印象的でした。

今日のプールバスの中、すっごくうるさかった…
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バスが特別混んでいたわけでもありません。これまでは脳内の情報が溢れかえっていて周囲の音にまで意識が回っていなかったのが、薬によって頭の中がクリアになり、まわりの状況がはっきりと見え(聞こえ)始めたのだと実感した瞬間でした。
以前のようなイライラや癇癪は一切なく、何もかもが嘘のようにスムーズに回りはじめたのです。

第三者の目から見ても変化は明らか!そして「学童で宿題」という奇跡

ビバンセの効果は、習い事のそろばん教室でもすぐに現れました。先生から「最近、すごく集中して取り組めていますよ!」とお褒めの言葉をいただき、身内だけでなく第三者の目から見ても次男の集中力が高まっていることを実感しました。
さらに驚いたのが、これまで一度もやったことがなかった「学童で宿題を終わらせる」という奇跡を起こしたことです。
いつもなら帰宅後に「宿題やりなさい!」「あとで!」の不毛なやり取りが続いていたのに、自分から取り組んで終わらせて帰ってきたのには心底感動しました。

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ちなみに、この「学童で宿題フィーバー」は服薬から3か月ほど経った現在、消滅して元に戻ってしまいましたが…笑。当時はそれくらい脳の切り替えがスムーズだったのです

変化は勉強面だけにとどまらず、苦手意識のあった体育の授業でも起きました。
ティーボールの授業でバットにボールがしっかりと当たるようになり、なんと見事に得点を入れてチームに貢献できたのです。帰宅するなり誇らしげに報告してくれた次男は、ポツリとこう口にしました。

僕、なんだか今、覚醒している気がする
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自分の頭と体のコントロールが思い通りにきく感覚を、彼自身もはっきりと肌で感じ取っていたのだと思います。

そして何より、一番目に見える形で劇的だったのが「書字(文字の美しさ)」の変化でした。
これまではマス目からはみ出し、線がグラグラと乱れがちだった字が、止め・はね・はらいまで丁寧に意識された、見違えるほどきれいな文字へと変わったのです。
手元の微細なコントロールと「集中して書ききる力」が持続するようになったことで、彼が本来持っていたポテンシャルが一気に開花した瞬間でした。

体幹と不器用さへのアプローチ。リハビリと家庭でのサポート

月2回のアプローチ—小児発達リハビリ(OT)での気づきと家庭での工夫

実は、2年生の3月から「小児発達リハビリ(作業療法/OT)」にも通い始めています。専門の先生からは、アンガーマネジメントの難しさや体幹の弱さに加え、「手と目の協調運動(目で見た情報に合わせて手足を動かす力)」の苦手さも指摘され、月2回のペースでセッションを重ねています。
服薬前はセッション中も集中が途切れがちで、指示から脱線してしまうことも多く、「本当にこの取り組みに意味があるのかな…」と半信半疑になる日もありました。
通い始めて半年が経ち、先生との信頼関係もできてきたところでビバンセの服用が始まりました。正直なところ、リハビリの成果が「目に見えて劇的に開花した!」とまでは、いまの段階ではまだハッキリと実感できているわけではありません。
それでも、少しでも力になってあげたくて、最近は家でもできる工夫を取り入れるようにしています。
目の動きや体幹を鍛えるために、家で「より目」の練習や逆立ちに取り組んでみたり、リビングの椅子に乗せるバランスディスクやバランスボールを購入してみたり。
すぐに結果が出るものではないかもしれないけれど、ビバンセのサポートとこうした日々の地道な積み重ねが、彼の身体や心の土台となって絶対に未来へ繋がっているはずだし、そう信じたいと思っています。

▶椅子に乗せるバランスディスクはコチラ。愛用のストッケの上に乗せて朝食時や学習時に使用しています。

▶バランスボールはコチラ。わが家にはいろいろなサイズのバランスボールがあるのですが、子どもでも安定して座りやすいタイプを追加しました。ゲームをするときにも重宝しています。

劇的な変化のなかで、新たな悩み

ビバンセの服薬をスタートしてからの次男の毎日は、前向きなものへと変わりました。長年頭を悩ませていた授業中の集中力や字の乱れも改善されてきています。
だからこそ今、私の中で新たな悩みが生まれています。服薬前、WISCの結果や学校での困りごとに追い詰められ、夏休み前に意を決して提出した「支援級(特別支援学級)への転籍申請」。通常級でこれほど穏やかに過ごせている今、「本当に支援級に変わるのが彼にとって正解なのだろうか…」という葛藤が膨らみ始めました。
服用から3ヶ月が過ぎ、薬の効きも落ち着いて(慣れて)きたことで、服薬直後のような劇的なインパクトは落ち着きつつあります。だからこそ、一時の効果だけに惑わされず冷静に見守る必要性も感じています。
次男にとって何が一番生きやすく、幸せな環境なのか。焦らずじっくりと答えを出していきたいと思っています。

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