支援級 発達障害

支援級に在籍しているわが子を受け入れられない気持ち

こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(ADHDの疑い)小学生の長男についてつづっていきたいと思います。

いまだに受け入れ難い現実…

息子が支援級に在籍していることをできれば知られたくないという思い

今年度から支援級に転籍した長男。もう間もなく今年度も終了という時期です。
転籍してからの息子は、本当に学校へ行くのが楽しそうで、勉強にも活動にも以前より意欲的で、転籍してよかった!と思うのですが、まだ完全には受け入れ切れていない自分がいます。できることなら普通級に戻ってほしいと内心では思っています。

年度末になると、全学年の学習発表会というものが開かれる小学校が多いと思います。例に漏れず息子の学校でも、全学年が体育館に集まり、保護者を招待しての発表会が開かれました。息子は交流級と支援級、両方の発表に参加していました。
支援級の発表は、他学年の発表とは若干異なり、良くも悪くも目立ちます(そう私が感じるだけかもしれませんが…)。関係のない不特定多数の保護者に支援級のメンバーや、その出し物を見せる必要があるのか?と、とてもモヤモヤしてしまいました。我が家が支援級にいるからそう感じるのかもしれませんが、まるで見世物になっているような複雑な感情になりました。

息子の学年で、支援級に在籍しているのは3人だけで、途中転籍は息子だけなので、ほかの保護者からみると、3年生まで一緒に学んでいた子が今年度から支援級に転籍したということになります。どうして?とか、そんなふうに見えない?とか、私も言われたことがありますが、そんなふうに見えないなら、わざわざ支援級在籍だとわかるようなイベントをして、拡散しないでほしいというのが本音です。

矛盾する気持ちが同居している毎日

息子自身のことを考えれば、答えは一つです。安心して学校生活が送れる支援級は手厚いし、息子の自己肯定感をあげてくれ、親も安心して送り出せる場所です。でも、私自身の中では、やはりわが子が支援級に在籍していることは100%受け入れることが難しいのです。できれば普通の子に見られたいし、普通の子ができることはできるようになってほしい、支援級だからってバカにされたくない…そんな思いが渦巻いていて、苦しいです。きっと私の見栄やプライドが、この現実を受けいれたくないのだと思います。

褒められても複雑な気分に…

写生大会や書初め大会などのイベントで、学年代表に選ばれるお子さんがいると思います。息子は今年度あるイベントの提出物で支援級の代表に選ばれました。それ自体は喜ばしいことなのですが、支援級代表なので、やはり他と比べるとレベルが低いのです。これで代表でいいのか?というレベルです。
代表になると、いろいろな人に作品が見られるし、名前も学校通信に載ったりします…。このレベルで名前が出てしまうことが逆に悪目立ちしてしまう気がして悲しくなります。
それもこれも、私の見栄やプライドが邪魔をして、息子の栄誉を素直に受け止められないのだと思います。

ウチはウチ、ヨソはヨソと割り切って、わが子だけを見つめていたい

矛盾する気持ちを抱えながら息子と付き合っています。家にいるときの彼を見ていると、頑張り屋だし、コツコツと努力してどんどんできることが増えています。コミュニケーションは相変わらず難ありだけど、大人になればそんなに人とかかわらずできる仕事もあるだろう…。息子の将来に悲観はしていないのですが、これからのことを考えるとそこまでポジティブにもなれずにいます。
でも、もしかするとこれは子育て全般に言えることなのかもしれません。発達に凸凹があろうがなかろうが、母親はずっとそういうものなのかもしれないですね。

私もまだまだ修行が足りませんね…。
今日はとりとめもないことを書いてしまいました。

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