発達障害

認知のゆがみ!「みんながぼくをいじめる」は本当か!?

こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(ADHDの疑い)小学生の息子についてつづっていきたいと思います。

みんながぼくをいじめる

被害者的な考え方をする息子

3年生になって、教室を飛び出したことをきっかけにグレーが限りなく黒になってきた息子。私としてはグレーな一面をこれまでもよく見ていたので、発達障害についてはちょこちょこ勉強していました。
息子は社会性のスキルが低いので、コミュニケーションでつまづくことが多かったり、ポンポンと意見を交換することが苦手です。いわゆる口げんかで負けるタイプ。そして「みんながぼくをいじめる」「んながぼくを笑う」という発言も多く、「みんなって誰?」とよく聞き返していました。また、教室などで誰かの足に引っかかって転んだりすると「●●くんが、ぼくを転ばそうとした」というような被害者的な発言が多いのです。
私は人のせいにする人が本気で大キライなので(それはそれで生きにくい)、「その子はたまたま、足をだらーんと出していて、●●(息子)が引っかかっただけじゃない?」「誰かが通るなんてこと考えていなかったんじゃない?」など、その都度、別の可能性があることを示唆していました(もちろん本当にいじめにあっている可能性や、意地悪をされている可能性もあるので、そこは注意深く話を聞いてます)。

hoshiko
そういうときは息子もちょっと考えて「たしかにそうかも…」と言うこともあります。理屈が通れば納得するタイプなのです(ASD味を感じるところですが)

認知のゆがみが生じている!?

なぜ、息子はこんなに被害者的なんだろう?と感じていたときに「認知機能」というキーワードを見つけました。そこで見つけたのがこの本「ケーキの切れない非行少年たち」。児童神経科医・宮口幸治氏の著書です。超有名な本なので、発達界隈では知らない人はいないのでは?

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。

認知機能とは、記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断などのことで、本著によると、非行少年には【認知機能の弱さ】が共通して見られるということが書かれています。見たり聞いたり想像する力が弱いと、融通の利かなさが出てきてそれが被害感につながるようなことも(私の超意訳なので気になる人はぜひ読んでください)。

hoshiko
この本を読んでいた当時は、息子が犯罪者になってしまうのでは?と怖くなりました。でも適切な対応・支援をしてあげれば大丈夫!と今なら言えます

認知機能を上げるためでにできることはある?

この本をきっかけにコグトレビジョントレーニングについて学び始めた私。
下記、関連図書を買いあさりました。

■コグトレ関連



■ビジョントレーニング関連


息子は間欠性外斜視(かんけつせいがいしゃし)なので、ものをしっかり見るという面でもビジョントレーニングは今も続けています。

hoshiko
間欠性外斜視の手術については別の記事でまた書きたいと思います

が、しかし、コグトレは現在は積極的にやっていないですね…。賛否両論あるのも事実。息子は知的障害はないので、アンガーマネージメントとメタ認知アップする方法を今は勉強中です。

発達障害によい!とされるものがあれば、取り入れたい!と思うのが親心ですよね。発達障害は本人の成長も大きくかかわるので、スモールステップで自己肯定感を下げさせないというのが命題だと思います

 

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