発達障害

発達障害児の習い事①

こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(未診断)小学生の息子についてつづっていきたいと思います。
今回は息子の習い事の話です。

習い事をさせたいけれど、障害に理解を示してくれるかは別の話…

集団ではなく、ひとりでできる習い事中心

現在、小学校4年生の息子は習い事を3つしています。算盤、空手、将棋です。
算盤が一番長く続いている習い事で、年長の1月に始めました。わが家は年中から通信教育を始めていましたが、共働きだったので休みの日にちょこっとやるレベルで、先取り教育に熱心な家庭ではありません。ただ、夫が小学生のとき算盤を習っていたこともあって、息子にもぜひやらせたいと思っていました(私も6級もってますw 夫は2級取得者で、やはり計算は早いです)。

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何割引きとか、いくら得したとかの計算が早くてうらやましい…

算盤は好きだけど、なかなかスイッチが入らなくて…

通信教育をやっていたおかげか、文字を書くことに抵抗がなかった息子。算盤も楽しく通い、めきめき上達していきました。が、教室の先生からある問題を指摘されていました…

「なかなか始められないから、終わるのが遅くなってしまう」

教室にもよりますが、週に2~3日、一回90分前後というパターンが多い算盤。ほかの習い事に比べて、時間も回数も多いですよね(月謝はほかの習い事よりリーズナブルな印象)。息子も週に3回、16時から教室へ行くのですが、終わるのがいつも19時近く。そうなんです、平均して2時間半から3時間も教室にいるのです

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息子が通う算盤教室は家から5分ほどの場所。小1の1学期までは親が送迎していましたが、近いのでひとりで通ってもらっています

終わったら家に電話する目的と、GPSで居場所を特定するため、習い事のときだけスマートフォンを持たせています。算盤の授業が終わると、終わったよコールがあり帰宅するのですが、同じ時間に始めたお子さんはとっくに帰宅して晩御飯を済ませている時間です。「なぜこんなに遅いのか? いったい何をやっているのか?」と息子は夫によく叱られていました(普通にやっていれば90分ほどで帰宅するはず…)。

先生によると、教室に入ってから算盤道具を出すのが遅い。やっと用意ができても、なかなか教材を始められない。ぼーっとしている時間がある。とのこと(まさに発達障害の特性!)。「でも、始めだしたら集中するので、やりたくなったらやればいいかなと大目に見ています!」というありがたい言葉もありました。

発達障害の特性を受け入れてくれる教室かどうかが続けられる秘訣

教室には息子が発達障害の特性があることは伝えていません。そういう性格の子どもとして理解し、指導してくださっています。算盤はあくまでも個人の技能を上げる習い事。帰り時間が遅いことを気にしてはくださっていますが、親が問題なければ気の済むようにやってもらっても構わないという雰囲気でした。そういうのびのびした教室だからこそ、息子はマイペースに過ごし、自分のペースで技能を習得することができているのでとても感謝しています。

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そんな超マイペースの息子ですが、小3で算盤3級、暗算準初段まで合格しています。のんびりしていますが計算はめっちゃ早いです。私はもう追いつけません…

算盤以外にも、小1から空手を習っています。こちらは本人的には上手じゃないし、算盤ほど好きではないようなのですが、「強い男になりたい!」という目標のもと続けています。型を覚えるのは割と大丈夫ですが、なにしろ身体が硬いので、スムーズに動けないジレンマがあるよう…。
発達障害と格闘技系の習い事は相性があまりよくないようなのですが、こちらの教室の先生も、とにかく楽しく空手をやってほしい、どんな目的でもOKというスタンスなので、おっとりしている息子ですが、なんとか食らいついていっています

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