発達障害

二度目の発達検査の結果

こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(未診断)小学生の長男についてつづっていきたいと思います。

わが子は発達障害なのか?と疑いだしたのは
教室にいられない…特別支援学級をすすめられて
支援級転籍までの道のりは?転籍って簡単じゃない
クラスにいたくない…というわが子の言葉

二度目の発達検査(WISC-Ⅳ)

発達検査はなかなか予約が取れない

支援級に転籍するにあたり
・教育相談
・発達検査
この2つのステップを踏まないといけません(自治体による)。わが家が転籍申請書を提出したのは、締め切りぎりぎりのタイミング。そのため発達検査は申請書を出した後になってしまいました。
現在、発達検査を希望する児童の数が多く、自治体の教育センターはもちろん医療機関でも予約が取れない状態と聞きます。息子の場合も発達検査を受けるまでに4か月ほど待ちました。

WISC-Ⅳでわかること

今回、息子が受けた発達検査はWISC-Ⅳというもの。世界中で使用されている児童用の知能検査です。

WISC-Ⅳでは、全体的な認知能力を表す全検査IQと「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」の4つの指標をそれぞれ数値化した結果が見られる検査です。
検査は、60〜90分程度の時間で、公認心理師や臨床心理士などの専門家が受検者と1対1で行われます。
WISC検査の目的は、子どもの得意なことと苦手なことを把握し、子どもに合った関わり方やより伸ばすと良いポイントを知ることです。
WISC検査は、子どもの発達状況や、得意なこと・苦手なことを把握する上で、とても役立ちますが、発達障害かどうかについては、あくまで専門の医師による総合的な判断になります。

LITALICOジュニア

実は5歳の時に受けたのもWISC-Ⅳでした。本人はそんなことは覚えているはずもなく、どんなことをするのか少し緊張しているようでした。

hoshiko
息子にはちょっとしたクイズのような検査らしい…(どんなだ?)と事前説明しました

結果は約3週間後、親のみ呼ばれて、書面をみながら検査をしてくれた臨床心理士さんがフィードバックしてくれました。親だけ来るように言われていたので、またまた半休を取得しました(すべて平日だから、ここまでですでに3回仕事休んでます…)。

WISCは「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」の4つの指標で見ていき、平均値を100とします(まぁ100前後だと平均的な発達の人というふうに考えればいいかなとざっくり理解しました)。どれかだけとびぬけて高かったり、低かったり、凸凹の差が大きい生きづらさにつながっていく、ということらしいです。
で、息子の凸凹差は45でしたこれは結構差がある方ではないかと思います。ちなみに5歳のときは凸凹差は20くらいでしたので、開いてるじゃん!と思いました。特性がより顕著になってきたのかなと思います。
ただ、数値的には5歳のときよりすべての項目が上がっていて、結果をフィードバックしてくださった心理士さんには「お母さんが寄り添ってきたからですね!」と言われました(ほめられてる?でも、何もしてないんだけど…)

hoshiko
検査は、その日のコンディションや、検査をする人との相性?技量?も左右するようです

すべての数値が上がって、5歳のときより賢くなっているけど、できることとできないことの差が広がりすぎて、うまくいかないと感じることが多いのかな?と思いました。
数値的な結果をもとに、子どもの特性や望ましい支援・対応も書面にまとめられていて、いろいろ質問にも答えてくださったので、有意義な時間になりました。息子のことをもっとよく知れたような、ちょっと嬉しい時間でもありました。まぁ、凸凹は激しいんですけどね…

医師ではないから診断はできない

息子は3年生になってから問題行動が頻発し、支援級転籍のための教育相談や発達検査を受けることになったため、そもそも発達障害の診断はありません(というか5歳のとき様子を見ましょうと言われて、今日まで来ている状態)。そのため療育や放課後等デイサービスといった施設へ通ったこともないですし、手帳も持ち合わせていません。それらがほしい場合は診断が必要になると思います。
心理士さんからのフィードバック中にも、そこまで息子のことわかってるなら、診断名言ってよ!と思ってしまったのですが、診断がほしい場合は医療機関を改めて受診してくださいというお話でした。ただこっそり、検査しているときの様子から、もし特性あるとしたらADHDではなく、ASDっぽいですよねとおっしゃっていました(本当は言っちゃいけないのかもですが)。

板書をしないので処理速度に難ありなのかな?と思っていたけれど、数値的には平均的でした。心理士さんも板書は問題なくできるはずですよーと。
各指標の中にも数種類の下位検査があり、WISC検査ってなかなか奥が深いんです。

教室にいない、板書しない息子に取り入れた勉強法

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