発達障害

クラスにいたくない…というわが子の言葉

こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(未診断)小学生の長男についてつづっていきたいと思います。

わが子は発達障害なのか?と疑いだしたのは
教室にいられない…特別支援学級をすすめられて
支援級転籍までの道のりは?転籍って簡単じゃない

転籍申請はしたけれど、現実はツライことばかり

「イヤな気持ちになって、教室にいられない! クラスにいると死にたくなる」

教育相談を終え、転籍申請書を提出したのは夏休みに入ってすぐでした(発達検査は混んでいるため先に書類のみ提出、審議までには検査結果が出ていればOK)。実際に提出するまで、またグルグルと悩み、堂々巡りすることもありましたが、長男の言葉で、やはり支援級に転籍しよう!と決意したのです。それが上記の言葉でした。

相変わらず、校門をくぐってもなかなか自分のクラスへ行かない、上履きを履かない、体育の授業なのに体操着に着替えない、ノートを取らない、授業中ふらっと出て行って戻って来ない…ということは続いていました。なぜ、息子は教室を飛び出すのか? 教室にいられないのか? そして、どうすれば教室にい続けられるのか? 考えても考えてもわかりませんでした。

1学期が終わるころ「クラスにいると死にたくなる…と養護の先生に話したと聞きました。
とてもショックでした。わが子が「死にたい」と口にすることほど、親として悲しいことはありません。今すぐ教室なんて、学校なんて行かなくていいと涙が止まりませんでした。

hoshiko
死なないでほしい、生きてほしい、もっと楽しいことをたくさんしようと切に思いました

みんなと同じようにできない息子は、クラスの子からすれば違和感でしかありません。いつも先生に怒られている困った子で、いきなり教室からいなくなる子。問題ばかり起こす厄介者として扱われる息子は、バカにされても仕方ない存在になっていたようです。
みんなが僕のことをクスクス笑う」「クラスにいるとイヤな気持ちになることが多い」「イヤな気持ちになるとガマンできなくて、教室を出てしまう」と、息子は話してくれました。そのときはじめて、私は彼の気持ちを知ろう・理解しようとしていなかったことに気づきました。どうすれば問題行動がなくなるか、どんな工夫や対策が必要かということばかり考えて、そうしてしまう息子の気持ちに寄り添っていなかったのでした。
そうか、息子はみんなと同じようにするのが苦手で、クラスにいるのがツラいのだと、やっと理解のスタート地点に立つことができました。

癒しの夏休み

彼の苦しみが普通級にあるなら、支援級へ転籍しかないでしょう!というわけで、転籍申請書を提出しました。夏休みに入って5日ほどたっていました。
担任の先生が学校にいらっしゃる日だったので、ワーク系の夏休みの宿題はすでに終えてしまったことや、習っている算盤の検定で合格したことなど、報告したことを覚えています。
息子はこれまで宿題や勉強をイヤがったりすることはありませんでした。死にたくなるほどしんどいクラスだけれど、「学校に行きたくない」と登校を渋ったこともありません。息子の気持ちに寄り添うようになってからは、「よく、ここまで不登校にならずにやって来れたな」と逆にほめてあげたい気持ちになりました。

hoshiko
通知表はいまいちでしたが、そんなことはどうでもよいと感じました。なにより1学期がんばって登校した息子をほめました!

夏休みは学校生活から解放されて、幼いときのような屈託のない息子の笑顔をたくさん見ることができました

二度目の発達検査の結果

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