こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(ADHDの疑い)小学生の長男についてつづっていきたいと思います。
もう漢字書きたくない!親子バトルは何度も…
漢字検定7級は小学4年生終了程度、高い壁だけど無料だし受けさせたい!
小4の長男が先日(2023/6/18)、漢字検定7級を個人受験してきました。結果は検定日の40日後に通知なので合否のほどはまだわかりませんが、漢字検定を受けるきっかけや、勉強方法、漢字検定の発達障害児への配慮などをつづっていきたいと思います。
長男は字がめちゃくちゃ汚く、硬筆などでも注意されてばかり。字を丁寧に書くことが苦手なのは発達障害あるあるだと思うのですが、漢字自体は結構頭に入っているタイプでした(3年生までの成績で判断)。毎日の宿題の漢字も(字はめちゃくちゃ汚いですが)、そこまでイヤがらずこなしています。
彼はワーキングメモリーが高いので(それ以外が低いので、凸凹の差が激しい…)、暗記するのは得意だと親の私は考えています。画数なども割と覚えているし、間違えた漢字も数回書き直すと覚えられるということがよくありました。
そこに目を付けた私が「息子に漢字検定を受けさせたい!」と考えたのは3年生が終わるころでした。でも、次回の検定試験は6月。「だいぶ先だなぁ…だいぶ先なら、まだ習っていないけど4年生の範囲の7級を目指して勉強を開始しよう!」と思い立ったのです。ちょうど同じタイミングで、スマイルゼミから「漢検に挑戦!応援キャンペーン」の連絡がきました!
長男がスマイルゼミを始めたきっかけはこちらをチェック
教室にいない、板書しない息子に取り入れた勉強法
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■スマイルゼミ
https://smile-zemi.jp/
スマイルゼミは漢字検定に力をいれていて、下記の条件を満たせば、無料で漢字検定が受験できます。ちなみに漢字検定7級の受験料は3000円です。
「漢検に挑戦!応援キャンペーン」
●受検日当日に「スマイルゼミ 小学生コース」を受講中であること
●2023年4月1日(土)昼12時以降に、申し込みをする級の漢検ドリルの漢検チャレンジに取り組み、1回でも合格していること
●申し込みできる級は、現在の学年の一つ下の学年相当級から上の級のうち一つ
小4の漢字は難しい…
目指す目標が定まったのは3年生の終わり。まだ習っていない4年生の範囲の級を受験するわけですから、先取りして勉強しなければ受かるはずはありません。といっても、4月中旬には算数検定8級の受験を控えていたので、漢字だけに全振りすることはできません。春休みは少しずつドリルを進めるしかありませんでした。
まずは4年生の範囲をひと通り学ぶために、下記のテキストを導入しました。
まだ見たこともない漢字ばかりなのですが、このテキストは100マス計算で有名な陰山先生監修のもと作られたもので、陰山メソッド満載。202の漢字を1回約20字ずつ練習することで、4年生で習う漢字のすべてが身につくというものです。裏表紙にも書いてありますが、漢字は何回も書けば覚えられるというものではない、漢字は短期間で習得できる! それを信じて少しずつ学びました(学ばせました)。
もちろん息子からは反発がありました。見たことも聞いたこともない漢字、意味が分からない熟語もたくさん出てきます。元来、勉強大好きなわけではないので(そんな子いないと思うけど)、本当にイヤイヤ取り組んでいて、親子げんかも数えきれないほどしました。
結局、「四年生の漢字」は春休み中には終わらず、最後のユニットが終わったのはGWのことでした。
テキストの復習をして、過去問に取り組みはじめたのは5月下旬のことでした(もう本番まで3週間しかないよー!!!)。
過去問に使用したのはこちらのテキスト。これを数回やりましたが全部はこなせなかった…(ほんとは2周くらいしたかったのだが、時間切れでした)。
漢字検定の勉強に使用したのは陰山先生のテキストと過去問だけでした。
140点以上で合格なんだけど…合格できるのか!?
はじめてやった過去問は133点。え!これじゃ不合格なんだけど!!!!!
次の日やった過去問は156点。え!ぎりぎり合格できそう!?
その次の日やった過去問は104点…。
これはかなり危ういなと思いましたw
読みはだいぶ得点できるけど、問題は書き!
ただでさえ字が汚いので、減点される可能性を考えると書きの精度を上げていくしかない!というわけで、過去問をやっては、間違ったところだけ復習を繰り返しました。
6月に入ってからは140点以上をとれることが多くなってきて、直前は174点でした。まだ結果が戻ってきていないので、落ちているかもしれませんし、字が汚すぎて減点の嵐だったら不合格かもしれないけれど、何とか合格が見えてきたところで本番を迎えることができました。
漢字検定の障碍者への配慮が素晴らしすぎる
漢字検定の申し込みが完了してしばらくして、漢字検定協会から「受験における配慮希望」を尋ねるメールが来ました。障がいがあるなど、身体的・精神的な理由等で受検上の配慮を希望される受検者に対し対応できるということです。車いすの方や、聴覚・視覚が不自由、精神疾患・発達障害などの方には、配慮してくれるというのです。
息子はADHD疑いなので、発達障害の配慮をお願いすることにしました。
当日の座席は一番前、後ろは一列開いていたので、そういう配慮になっていたようです。最後に出てくるときも、スタッフの一人が息子に声をかけてくださっていて、忘れ物もなく無事退出することができました。こういう配慮をしていただけるということにすごく感動しました!
検定結果の資料送付は検定日の40日後ですが、その前にWebで合否が確認できるので、その日を楽しみに待ちたいと思います。そして、次回は6級(5年生の範囲)を受けさせたいと思っていて、すでに「五年生の漢字」は購入済です。私も一緒に1級を受験しようかなとも思っているので、まだまだ親子での学習とバトルは続きそうです!