こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(ADHDの疑い)小学生の長男についてつづっていきたいと思います。
前回からの続きです
子どもが間欠性外斜視と診断された①手術するまで
子どもが間欠性外斜視と診断された①手術するまで
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手術には後遺症がつきもの、不安な手術当日と術後
親子ともに緊張の手術の日
長男の斜視手術日があれよあれよと決まりました。J大学病院を初めておとずれてから約1か月後のことでした。左目だけの斜視だと思っていたのですが、手術は両目することになりました。
早く手術を受けられることはラッキーなことととして受け止め、その日までいろいろ準備。日帰り入院とはいえ、前開きのパジャマが必要だったのでそれを買いに行ったり、手術当日と翌日欠席になることを学校へ連絡、激しい運動は1か月程度禁止なので習い事にお休みの連絡、その合間に教育相談もありました…。
購入したのはこのパジャマ(夏だったので半袖半ズボン、術後も夏のパジャマとして活躍しています)
ネットで調べるといろいろ怖いことも書いてあり、不安も多かったですが、一番不安なのは長男なので「大丈夫だよ、手術した次の日は白目が赤くなるけれど、見えなくなるわけじゃないし、眠っているうちに手術はすぐ終わるよ」そんな話をして当日を迎えました。
手術はJ大学病院が提携している、斜視手術専門の病院で行われるので、朝食はとらず向かいます。受付を済ませ、手術の説明のビデオを見ていると息子が「こわいー」と私の腕にしがみついてきました。「本当に必要な手術なんだろうか?」と、ちょっと悩んでしまいましたが、「大丈夫だよ」と励ますことしかできません。
パジャマに着替え、点滴用の針を刺し、待っていると看護師さんが「じゃあ、行こうか!」と息子を連れて行きました。手術が終わるまでもう息子には会えません。私はその日も有給休暇を取得していましたが、仕事がたまりにたまっていたので、手術の時間(2時間程度)、待合室でPCを広げて仕事をしていました。
手術が終わり、麻酔が切れたころ、看護師さんに呼ばれ息子のもとに駆け付けます。麻酔が切れてきたことで痛みを感じ始めたのか、息子は「痛い、痛い、目が痛いよ~」と連呼していて、見ているのがつらかったです。痛くて痛くてたまらない様子で、鎮痛剤をいただいたりして、術後の待機時間を過ごします。
帰りは夫が迎えに来てくれたので、2人で息子を抱えるようにして帰宅しました。
帰宅後はだるそうにしていたので、寝かせました。夕飯前には起きてきて、「痛い、痛い」と大騒ぎしていましたが、鎮痛剤が効いたのか、その後はとくに激しく痛がる様子はなく、食事も普段通りとれました。ただ、目が開くようになると、真っ赤な白目が非常に痛々しかったです。
当日はお風呂は控え、透明の眼帯を装着して眠らせました
点眼と目の保護
翌朝、オンラインで診察をしていただきました。目の様子をスマホ越しに診ていただきます。術後の経過としては問題なし。明日から学校に行ってもOKとのことでした。1週間後、通院するまで、術後いただいた抗生物質の服用、点眼のほか特に処置もなし。その日は学校はお休みし、家でのんびり過ごします。長男は自分の真っ赤な白目を何度も確認していました。
ちょうど季節がら、体育はプールの授業期間だったのですが、プールや温泉は術後1か月は控えなくてはなりません。また暑い時期で汗をかくので、汗が目に入らないかも気になります。そして何より、長男が白目が赤いのを「クラスのみんな、怖がらないかな?」と心配もしていたので、下記のアイテムを急いで購入しました。
■汗対策のヘアバンド(登下校時に校帽の下に仕込んでおきました)
■目の保護のための眼鏡(度は入っていません、花粉症の子にも良いかも)
学校生活がスタート
術後2日目から学校へ登校しました。目が赤いので周りの人がぎょっとするかなと思っていましたが、眼鏡で何とかカバーすることができました。担任の先生もよく見てくださり、給食のあと服薬を忘れないよう声をかけてくださいました。術後6日ほど経つと白目の充血もだいぶ消えていました。
術後1週間健診のため、私は午後半休を、息子は早退してJ大学病院に向かいます。診察の結果は特に問題なし。ただ「少し(斜視が)残っちゃったね…」と先生がぼそっとおっしゃっていました。そうなんです。斜視はきれいになることもありますが、少し残ったり、戻ったりするケースも多いのです。ただ、まだ術後1週間なので、また術後1か月健診まで様子を見ることに。わかりやすい斜視は見た目には消失していました。
このあと、定期的に検診を行い(2年程度)様子を見ていくそうです。というわけで、まだまだ通院中なので、最近の様子も継続してつづっていきたいと思います。