こんにちは。小学生と幼稚園児の息子2人を育てているワーキングマザーhoshiko(ほしこ)です。このブログでは主に、発達障害と思しき(ADHDの疑い)小学生の長男についてつづっていきたいと思います。
目が悪いのは遺伝だけど…
気づいたのは写真に写った息子の瞳
そもそも私は小学生の頃から視力が下がり、高学年で眼鏡をかけていました。中学時代はメガネ、高校からはコンタクト生活です。30歳になってからレーシック手術をしたので、今は裸眼でもよく見えます。そんな私のもとに生まれた子どもなので、長男もいずれメガネになるかなと思っていました。
夫と長男で撮ったツーショット写真に写った息子の瞳に違和感を覚えたのは2年生も終わりの頃でした。左目だけ外側にはずれていたのです。
それからときどき、あれ?また外側になってる!? 気のせい!? ということが続きます。よくよく観察してみると、夕方や夜などにそうなることが多い印象。でも夫に話しても「え? そんなことある? わかんないなー」という反応。正常な目をしている時間も多く、そこまで重く受け止めてはいませんでした。
そんなある日、近くに住む義母から、長男の目がときどきおかしいことがあると言われます。これを言われたとき、そう思っていたのは私だけじゃなかったんだ!と、確信に変わりました。視力の低下ならメガネというアイテムの導入で対処しますが、「斜視」だったら自分にも経験のないことなので、対処法がわかりません。私はすぐに長男と近所の総合病院の眼科へ向かいました。
間欠性外斜視
視力検査のほか、さまざまな検査をして、長男は間欠性外斜視(かんけつせいがいしゃし)ということがわかりました。車に乗っていると、すごくまぶしがったりするのですが、それも間欠性斜視からくるものだと視力技能士さんが教えてくれました。
間欠性外斜視
間欠性外斜視とは、外斜視の時と正常な時の2つの状態をあわせもっている外斜視です。 外斜視は遠くを見るときにおきると見かけ上問題となり、近くをみるときにおきると読書がしづらくなります。 また疲れている時や起床直後、明るい戸外でもおこりやすいのが特徴です。
斜視手術という選択肢もありますが、その前に寄り目など、外斜視を緩和するトレーニングを行うことでひとまず様子をみることに。鉛筆にクマのかわいいキャップをつけて、寄り目をしてそれを数秒キープするトレーニングに1か月ほど取り組みました。
こんなアイテムも購入しました
寄り目トレーニングの効果はいかに!?
1か月ほどトレーニングしてみましたが改善の様子はなく、斜視の手術がのぞましいという判断でした。
大学病院に紹介状を書いてもらい、そこを受診することに。私が住む首都圏ではJ大学病院とT大学病院が小児斜視治療では名医ということで、予約の取りやすさ、立地面からJ大学病院を受診することにしました。
J大学病院を初めておとずれたのは、3年生の6月上旬のことです。初診では視力測定をしたり、どれくらい斜視になっているか測ったりします。このときに「よく転ぶことがあるのは目のせいか?」と先生にお伺いしたところ、「目と脳は密接な関係にあるからCTを撮りましょう」ということになりました。土曜に行ったのですが、半日がかりで診察、検査となりました。3週間後の診察でCTの結果がでるので、その時、手術の日程など決めることに。
斜視手術日が決定!入院日数は●日にビックリ!
3週間後の診察では、先日撮ったCTに異常がないとのことでした。そして、あれよあれよという間に手術日が決定しました。斜視はなるべく早く治療した方が、その後の目の成長によいということはわかっていますが、いざ手術となると(受けるのは息子ですが)ドキドキしてきます。目の手術ということで、少しでも動いては大変なので子どもは全身麻酔になります。
ドクターから手術の細かな話を聞いて驚いたのが、なんと日帰り入院で手術ができるということでした。
看護師さんに手術のことや入院のことを詳しく教えてもらった際も、本当に日帰り手術なのか確認してしまいました というのも、ほかの病院では小児の場合、3泊4日程度の入院で手術することが多かったからです。「小学生以上のお子さんならみなさん日帰りですよ、持病とかなければ幼稚園児さんでも日帰りしてます」と当たり前のことのように言われちょっと戸惑ってしまいました。息子はまだその時、ADHD系の薬も飲んでいませんでしたし、発達グレーかな?程度ではありましたが、それでも医師の指示に従って手術を受けられるのだろうか?と心配でたまりませんでした。
長くなったので、次回は手術当日と術後のことを書いてみたいと思います。
続きはこちらから
子どもが間欠性外斜視と診断された②手術当日